〜 エジプトカードのものがたり その3 カードの使者たち 後編 〜
こんどは残りのカード15枚を一気に紹介します。
これらのカードはタロットでいう小アルカナのようなカードたちです。
再度注意ですが、読み進めるうちに「あれ?へんだ」と思う箇所もあるでしょうが、前にもお話したとおりエジプト神話の歴史は長い為、いろいろな話が出来上がった為こうなってしまったのです。矛盾箇所があってもあばれないように、ご了解を。
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No.11 FIRE 〜火〜
どんな神様?
ドゥアムテフ。宇宙の4元素「火」を司る神。「その母を熱愛するもの」書かれてる絵はなあに?
ジャッカル姿。カ−ドはそのまま「火」。家族は?
父:老ホルス 母:イシス(他の兄弟:ケベンセヌフ、ハピ、イムセティ)コメント:
他の兄弟たちと共に、ミイラを作る際出る臓器を守る4つの壺「カノプスの壺」の1つとして、肺を守ったのでした。霊魂バ−という、死者の顔を持った鳥(日本でもお盆の時期には、ご先祖様の代わりの姿なんだから虫を殺しちゃいけない!っていうようね。)とも対応します。
「FIER」なんて缶コ−ヒ−…なんでもないです。カ−ドの基本的な意味:
情熱。熱しやすく冷めやすい。 勢い。
No.12 AIR 〜空〜
どんな神様?
ケベンセヌフ。宇宙の4元素「大気」を司る神。「その兄弟たちを甦らせるもの」書かれてる絵はなあに?
隼姿。カ−ドはそのまま「空」。家族は?
父:老ホルス 母:イシス(他の兄弟:イムセティ、ハピ、ドゥアムテフ)コメント:
他の兄弟たちと共に、ミイラを作る際出る臓器を守る4つの壺「カノプスの壺」の1つとして、腸を守ったのでした。サフ−という、死んだ後、その人が神の元に伺うための、魂のヒエログリフに対応します。カ−ドの基本的な意味:
旅行。会話。気まぐれ。
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No.13 WATER 〜水〜
どんな神様?
イムセティ。宇宙の4元素「水」を司る神。書かれてる絵はなあに?
人間の姿。カ−ドはそのままナイルの「水」。家族は?
父:老ホルス 母:イシス(他の兄弟:ケベンセヌフ、ハピ、ドゥアムテフ)コメント:
他の兄弟たちと共に、ミイラを作る際出る臓器を守る4つの壺「カノプスの壺」の1つとして、肝臓を守ったのでした。「カア」という、両手を挙げたヒエログリフに対応し、肉体が死んでも、生き続ける魂のようなものとされています。カ−ドの基本的な意味:
感情的。状況の変化。 不安定。
No.14 EARTH 〜土〜
どんな神様?
ハピ。宇宙の4元素「土」を司る神。ナイルの神(ハピ)とは別。書かれてる絵はなあに?
猿の姿。カ−ドはそのまま「土」。家族は?
父:老ホルス 母:イシス(他の兄弟:ケベンセヌフ、イムセティ、ドゥアムテフ)コメント:
他の兄弟たちと共に、ミイラを作る際出る臓器を守る4つの壺「カノプスの壺」の1つとして、脾臓を守ったのでした。「イブ」という、心臓を意味するヒエログリフに対応します。ミイラを作る際、心臓はミイラの体に戻し、死後の復活・再生の審判をうけるのでした。カ−ドの基本的な意味:
お金。しっかりした。堅実な。
No.15 SIRIUS 〜シリウス〜
どんな神様?
大いぬ座。「イシスの星」「イシスの涙」書かれてる絵はなあに?
オベリスク(塔状のミニピラミッド)と、星 シリウス。コメント:
エジプトに限らず、諸外国でも特別扱いされてる星です。ナイル川の氾濫はエジプトにとって、作物等の収穫が左右される一大関心です。シリウスが日の出前に現れる7月になると、川は氾濫を起こし、栄養のある土を遠くから運んできて、国を豊かにさせたのです。カ−ドの基本的な意味:
奇跡。想い。予感。
No.16 LOTUS 〜ロ−タス(蓮の花)〜
どんな神様?
上エジプトの象徴。書かれてる絵はなあに?
はすの花コメント:
蓮はヨルになると花が閉じ、朝になると又花を咲かせたので、古代エジプトの基本姿勢である「再生・復活」の象徴となったのです。蓮の花をかたどった美術品は、世界に広まりましたが、日本も例外でなく、蓮が菊に変わり、天皇家のシンボルとなり、残っています。カ−ドの基本的な意味:
安定。平和。安堵。
No.17 CROOK&FLAIL 〜杖とからざお〜
どんな神様?
王の権力の象徴。書かれてる絵はなあに?
柄の曲がった牧杖:ヘカ−ト(英:CROOK)
からざお:ネカ−カ−(英:FLAIL)。コメント:
元々羊を集めるためのものだが、転じて支配を意味するヘカ−トと、王権の象徴で、元は天然樹脂を集める道具のネカ−カの2つを、胸の前でクロスしてエジプトのファラオがよく、持ってるヤツで、権力の象徴です。カ−ドの基本的な意味:
権力。象徴。法的な保護。
No.18 URAEUS 〜エジプトコブラ〜
どんな神様?
下エジプトの象徴。書かれてる絵はなあに?
聖なるコブラ。コメント:
コブラや、蛇は、「足がないのになんで動くの??」と、エジプト人は不思議に思い、「神」を感じたのです。そのなかでもコブラは、毒を持ってることから、絶対的な力強さを感じたのです。このため、ファラオの象徴はもちろん、ラ−の乗る、昼の船の守護もしています。カ−ドの基本的な意味:
疑い。用心深さ。沈黙。助言。
No.19 WINGED DISK 〜太陽円盤〜
どんな神様?
エドフのホルスの姿。書かれてる絵はなあに?
太陽円盤付きの翼。コメント:
真ん中の太陽は、ラ−の目を表し、その両方に生える翼には、ホルスのような行動力と共に、癒す力があるとされています。翼を広げ、あらゆる方向から、ラ−を守った姿とされています。バラで翼は、スカラベや、蛇にもつけられた姿で描かれました。カ−ドの基本的な意味:
勝利。目標の達成。戻る。
No.20 THE TWINS 〜シュウとテフヌト〜
どんな神様?
大気の神であるシュウと、湿気の女神テフヌト。「神の手」書かれてる絵はなあに?
ライオンの姿をした、双子の兄弟であり、夫婦。コメント:
ラ−の子供である、シュとテフヌトは、兄弟であり、夫婦です。シュウは、風や雲といった自然現象を制御する神として、テフヌトは、原初の神として、湿気や霧を制御する神として信仰されました。カ−ドの基本的な意味:
魂の結びつき。本当のパートナーに出会うための別れ。
No.21 SPHINX 〜スフィンクス〜
どんな神様?
権力ある王の化身書かれてる絵はなあに?
上半身人間で、下半身がライオン。(だが、別バ−ジョンで、ワニや羊姿もあり)コメント:
「朝は4本、昼は2本、ヨルは3本の動物な〜んだ?」と問答をし、「にんげ〜ん!」と答えられないと、ムシャムシャ食い殺していた、ギリシャ版のスフィンクスとは異なり、エジプトのスフィンクスは、王や神の象徴として、神殿の参道や、ギザにある大スフィンクスのような形で制作されました。カ−ドの基本的な意味:
秘密の保持。観察。その場にとどまる。夢を見る。
No.22 SCARAB 〜スカラベ(ケプリ)神〜
どんな神様?
スカラベ神「変化するもの」「生じるもの」書かれてる絵はなあに?
フンコロガシ虫。家族は?
母:ヌトコメント:
フンコロガシの持つ糞は古代の人からみると太陽を転がすように見えたのです。又、その糞に子供を産み付け幼虫はその糞を食べて出てくるため、太陽神として神聖視されました。このように古代エジプト人は、自分の身の回りにいる動物に神を感じ、各地で崇拝されました。カ−ドの基本的な意味:
再生。復活。変化。
No.23 PYRAMID 〜ピラミッド〜
どんな神様?
統一精神の象徴。書かれてる絵はなあに?
そのまま「ピラミッド」コメント:
ピラミッドは今でも、墓なのか何なのか、今でも謎に包まれています。ファラオの権力の象徴として作られたのはもちろん、ナイル川が氾濫し農耕ができない時期の公共事業としてつくられたようです。ちなみに「エナジーフロー 150万枚の金字塔」なんていいますが、この「金字塔」はピラミッドのことです。カ−ドの基本的な意味:
時間の解決。苦労。基礎の大切さ。
No.24 ANKH 〜アンク〜
どんな神様?
「KEY OF LIFE」生命の鍵書かれてる絵はなあに?
サンダルの柄をかたどったもの。または、性的なシンボル。エジプトの大地をデザインしたもの。コメント:
輪は黄道を、輪の下の横棒が人の腕を意味したと考えら、アンクは、新しい世界への扉を開ける鍵と感じたのです。その後、アンクは、諸外国で、その形から「輪付き十字架」と呼ばれることとなったのです。カ−ドの基本的な意味:
バランス。愛。生活。周囲とのつながり。
No.25 BUCKLE OF ISIS 〜イシスの飾りどめ〜
どんな神様?
ティト。イシスの結び目。書かれてる絵はなあに?
アンクのヨコ棒が、下にたれた形。コメント:
イシスが、オシリスとの子供(ホルス)を身ごもった時、お産の無事を願うべく安産のお守りとして使用していたもので、生命や安楽を意味します。カ−ドの基本的な意味:
何かを得るために犠牲が必要。発展。
簡単に説明させていただきましたが、シンプルな図柄が魅力ですが裏に秘められた物語は奥深いものがあり、説明すると話が尽きなかったりします。