〜 エジプトカードのものがたり  その2 カードの使者たち 前編 〜



”エジプトカード”の使者たちをご紹介しましょう。
このカードは占いの目的だけではなく、お守りや瞑想時のナビゲータとしても使用が可能です。

まずはメインとなる1〜10までのカードをご紹介します。 これらのカードはタロットでいう大アルカナのような大きな柱となるカードたちです。
注意ですが、読み進めるうちに「あれ?へんだ」と思う箇所もあるでしょうが、前にもお話したとおりエジプト神話の歴史は長い為、いろいろな話が出来上がった為こうなってしまったのです。矛盾箇所があってもあばれないように、ご了解を。


 

 

No.1 OSIRIS 〜オシリス神〜

どんな神様?
下エジプトの王。冥界の王。「永遠の主人」

書かれてる絵はなあに?
安定を意味する「ジェド柱」。穀物の穂を結びつけた柱説、オシリスの背骨、オシリスの男性器説といろいろ。

家族は?
妻:イシス 息子:ホルス  愛人:ネフティス

コメント:
下エジプトの信頼される王でしたが、人気を妬んだ、上エジプトの王セトの策略にひっかかり、箱つめにされ暗殺されました。その後イシスが遺体を発見、遺体を魔術で復活させ、もう死なないようにと冥界の王になり、以降エジプトを見守ったのでした。

カ−ドの基本的な意味:
誠実な心。目上の人からの援助。足元をすくわれる。

 


 

No.2 ISIS 〜イシス女神〜

どんな神様?
魔術の神。神の母。聖母マリアのモデル。

書かれてる絵はなあに?
天まであげるという意味がある「階段」。

家族は?
夫:オシリス 息子:ホルス

コメント:
イシスは、母性愛にあふれた神です。魔術を使いながらセトによってばらばらになった夫オシリスの亡骸をあつめる旅をし、見事夫を復活させたのです。又、幼少のホルスセトは殺そうとまたしても策略をたてますが、それにひっかかることなく育て上げたのです。

カ−ドの基本的な意味:
世話をやく(ときには相手に重荷に)。愛情。ねばり。

 



 

No.3 HORUS 〜ホルス神〜


どんな神様?
セトと戦う英雄的な神。ギリシャでは、アポロと同一視。

書かれてる絵はなあに?
ウジャトの目。左目はホルスの目として、月の象徴。(右目はラ−の目として太陽の象徴。逆の説もある)

家族は?
父:オシリス 母:イシス

コメント:
ホルスは無き父を思う、親孝行の良い息子です。父の敵をとるべくセトに戦いを挑み、長い年月の末、見事勝利を収めました。母イシスもこの戦いで、息子を守るべく、いろいろな魔術をしかけ、息子を勝利へと導いたのです。

カ−ドの基本的な意味:
英雄。戦い。勇気。病気。

 



 

No.4 BAST 〜バステト女神〜


どんな神様?
喜びの神。主に猫の姿の女神。

書かれてる絵はなあに?
シストラム(儀式用の楽器)。しゃんしゃん という音がする。

家族は?
息子:マヘス

コメント:
バステトは、雌猫姿として神話に登場します。日本では犬が多産の象徴ですが、エジプトでは猫が出産と家の守り神として崇拝されていたようです。当時、神殿外部でおみやげとして猫のミイラを販売していたという記録もあるほど人気の神様です。

カ−ドの基本的な意味:
鋭い感。陽気な人。お祭り。

 

 

 

No.5 THOTH 〜トト神〜


どんな神様?
学問、医術、魔術の神。ギリシャ神話、ヘルメスのモデル。

書かれてる絵はなあに?
トキの姿をした神(トキのくちばしがアシのペン先ににてるから)だが、カ−ドの図柄はカデュ−シアス(太陽円盤付き棒に蛇が2匹4カ所で交わっている)。

家族は?
妻:アウイ 息子:ネフェロス ラ−の息子説もあり。

コメント:
トトは、書記の神として、神官たちに信仰されたました。トトは頭のいい神で、数学を発明し、医学の神様だともいわれています。公平さも兼ね備えてるので、冥界の審判役もしています。頭がいいといいですね。

カ−ドの基本的な意味:
規律正しい。公正さ。クール。

 

 

 

No.6 HATHOR 〜ハトホル女神〜


どんな神様?
聖なる雌牛。ギリシャ・ロ−マではアフロデテ。美の女神。

書かれてる絵はなあに?
雌牛の角で囲まれた、太陽円盤。両面鏡。

家族は?
夫:エドフのホルス

コメント:
ハトホルの別名は戦いの神、セクメトといい、ラ−の娘です。ラ−が作った人間達が反乱を起こした為、ハトホルを地上に送り、反乱を沈めました。が、ハトホルはセクメトに姿を変え、人間たちをバッサバッサと殺しまくったのでした。美の女神の以外な一面です。

カ−ドの基本的な意味:
女性らしさ。外見の美しさ。人間の二面性。理性をなくす。

 

 

 

No.7 NEPHTYS 〜ネフティス女神〜


どんな神様?
石女。「城の女主人」「見えないもの」ギリシャでは、セラピス。

書かれてる絵はなあに?
名前のヒエログリフ。今でもそうですが、この世に存在する第1重要は肉体ですが、第2は名前(レン)で、その人の全てを表すとされています。

家族は?
夫:セト 息子:アヌビス 愛人オシリス (ホルスの妹説もある)

コメント:
ネフティスは、夫セトの勝手に耐えかねて、オシリスと関係を持ち、アヌビスを生みました。オシリスが夫であるセトの策略に引っかかり、暗殺された時、姉イシスとともに、遺体探しに協力したのです。

カ−ドの基本的な意味:
深層心理。インタ−ネット。姉妹愛。

 

 

 

No.8 PTAH 〜プタハ神〜

どんな神様?
メンフィスの地域神。手工業の神。(エジプトの大地と人間を作ったことから)創造神。

書かれてる絵はなあに?
よくミイラの姿で書かれますが、カ−ドの絵は、ひも(輪は太陽の通り道(黄道)を意味する。永遠)と、コンパスとじょうぎ。(なんだかあれににている・・・)

家族は?
メンフィス三神。妻:セクメト(娘にもなる)、息子:ネフェルトゥム。(プタハ=ラーの父ちゃんというのもある。)

コメント:
善良な職人肌の男性神です。メンフィスの南に神殿にあるため「壁の南側」といわれています。ミイラ姿がほとんどですが、地上に姿を現す時は「アピス」という、聖なる牛に姿を変えました。

カ−ドの基本的な意味:
男らしいやさしさ。技術。職人肌の気質。

 

 

 

No.9 ANUBIS 〜アヌビス神〜


どんな神様?
犬の姿をした神。墓の守り神。ミイラ作りの名人。

書かれてる絵はなあに?
そのまんま、犬です。砂漠地帯の墓の廻りに犬がウロウロしてたので、エジプト人達は、墓の守り神として崇められました。

家族は?
母:バステト 父:オシリス

コメント:
イシスが夫オシリスの遺体を探す旅に出たとき、アヌビスはお供として旅の無事を守り、遺体を発見したのです。又、ミイラ作りの名人として、アヌビスは犬の面をかぶり、作成したのです。

カ−ドの基本的な意味:
旅先での保護。旅行の安全を守る。希望の光を見つける。

 

 

 

No.10 SET 〜セト神〜


どんな神様?
混乱・混沌、闇。上エジプトの王。(外国から来た)。ギリシャではティュホン。

書かれてる絵はなあに?
グリフォンのような架空の動物の姿か、アヌビスと同じ犬の姿。肌は不毛の地の色「赤」。

家族は?
妻:ネフティス(でも裏切られる)

コメント:
「赤くてきれい!」と評判のカ−ドです。全ての神を敵にまわす、あまりイイ イメ−ジの無いセトですが、太陽神ラ−には気に入られ、ラ−の乗る昼の船では先頭に立ち、航海のじゃまをしようと迎え待つ、大蛇アポピス(天文でいうノ−ド)を唯一倒すことの出来る神でもあります。

カ−ドの基本的な意味:
だまされる。計画の中断。うそつき。

 



次のページで残りのカードをご紹介します。

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